AR Commonsより: 昨日はありがとうございました! | AR Commons Summer Bash 2010 学生コンペについてのお知らせ

おかげ様でAR Commonsは二年目を迎えます・・・

2010年6月 8日 02:20

おかげ様で、AR Commonsは二年目を迎えます。あっという間の一年で、昨年、7月10日のキックオフ・シンポジウムでは、まだ「セカイカメラ」もリリースされておらず、それどころか、USTでシンポジウムを中継するということが珍しかったことを思うと、非常に感慨深いものがあります。去年は、まだ、iPadも存在していませんでした! 昨年、7月の時点では、"AR"がこんなにバズ・ワード化して、夕方の奥様向け情報番組で特集されるようなことになるとは、誰も思っていなかったでしょう。第一回目のシンポジウムでは、まだ、はっきりとは存在していないモノ、コトについて説明する難しさがありました。しかし、その後、「セカイカメラ」がリリースされた後は、まるでジェットコースターのようでした。

AR Commonsは資金ゼロでスタートし、キックオフの時点では、法人会員として名乗りをあげて下さった企業さんも数えるほどでした。それでも、「見てもらわないとわからない」ということで、「街の中で、実際にコンテンツを配置して実証実験をやってみたい。渋谷のような繁華街で、コンテンツがどう見えるのか、どんなことがわかるのか...」を、是非、自分の目で見て、体験したいと思って、「渋谷で実証実験をやる」と宣言していました。そして、法人会員の企業さんが総務省のプロジェクトを受託されたことから(最終的な目的は、「拡張現実」という技術の社会での認知度を確かめ、そのアプリケーションを一般の方が用いることから起こりえる問題やリスクを予想することでしたが)、街頭アンケートを前提として、渋谷駅から公園通り付近にかけて、実際に商用コンテンツを配置して、皆さんに見て頂く「シブコレ」を実証実験として開催することになったのです。

設立したばかりの小さな団体としては、複数のコンテンツ提供者間を調整して、データの加工や見せ方をそれぞれ工夫して頂きながら、街をミュージアムに見立てた実証実験を短時間で企画することは、かなり荷の重いことでした。さらに、実際の「受託事業」としては、コンテンツを集めて展示することではなく、「街頭でアンケートを実施」して、これをグラフ化し、分析することが目的だったので、真冬の一番寒い時期の街頭アンケート調査の実施、そして、年度末直前、ぎりぎりのタイミングで、集計された某大なデータを基にした大部な報告書の作成など・・・実は、大変な思いもいろいろと致しました。苦労した甲斐があって、「シブコレ」はNHKのニュースでも紹介され、多くのメディアでもご紹介頂きました。その間に、AR Commonsとしては第二回目の公開シンポジウムを企画し、3月10日に開催することになりました。

2月に行った街頭アンケートでは、解答に協力して下さる方を見つけるのも大変で、「AR」という言葉を発するTVのアナウンサーの表現も若干ぎこちなかったのですが、それから3ケ月あまり・・・今では、「AR」の概念は、私たちの暮らしの中でも、決して珍しいものではなくなりつつあるようです。

AR Commonsは、まだまだ発展途上にあり、二年目を迎えた今年こそ、より大きな飛躍の年になるよう、一層の努力を重ねて参りたいと思っています。安定した活動を続け、AR技術の普及と発展を通じて社会にプラスのインパクトをもたらせるよう、受託研究や事業も、積極的に取り組んで参りますので、
ARにかかわる社会実験などをお考えの皆さまにおかれましては、どうぞお気軽にお声がけ下さい。

この一年を振り返り、会計報告書をまとめました。法人会員の皆様で、メンバーシップ更新のために前年度会計報告書が必要な方は、こちらからダウンロードして下さい。

ARC2010歳出入.pdf

最後になりましたが、一年間AR Commonsの活動を支えて下さいました法人・個人、及び、学生会員の皆さま、また、二回の公開シンポジウム、渋谷での実証実験の実施に際して多大なご支援を賜りましたコア・メンバーの皆さま、外部協力者の皆さま、この場をお借りして心よりの御礼を申し上げます。皆さまの存在なしには、AR Commonsの活動は成り立ち得ません。一年間ありがとうございました! そして、これからも、AR Commonsをよろしくお願い致します。

AR Commons事務局 岩 渕  潤 子
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